こんにちは。
宗方比佐子キャリア心理学ラボ munelabo(ムネラボ)代表の宗方比佐子です。
準備期間から約半年、ようやく皆様にお披露目できる日を迎えることができました。
昨年のこと。2021年3月で定年退職することが決まっていたので、退職後の自分自身のキャリアを構想しては密かに胸を踊らせていました。
ところが、教え子や同僚には「退職後も仕事をするの?」と驚かれてしまいました。定年を迎えたから。このような理由でライフワークでもある仕事を手放してしまうなんて考えたことはなかったのです。今まで研究者として夢中で駆けてきました。これからも変わることはありません。
私にはまだやりたいことがあります。
自分の持っているリソースを役立てたい、大好きな研究をこれからも続けたい。なによりも論文を読むことが好きなのです。
優れた研究者たちによる研究論文のほとんどは英語で発信されています。英語の論文を読むことは簡単なことではありませんが(英文読解力の問題だけではなく)それでも優れた情報を直接キャッチすることには大きな価値があり、引用された情報が正しいものか判断するために研究者にはなくてはならないスキルです。
また、論文などを原著で読む面白さは、著者である研究者のメッセージに気づいたとき、意図を正しく理解できたとき、思考をトレースしたかのような感動と発見があります。そういった研究知見を研究者しか知らないとしたら、とてももったいないことです。
私のやりたいこと、それはキャリア支援やキャリア教育の現場で活躍する専門家の方へ、キャリア心理学の重要研究や最新の研究知見を、原著に基づき分かりやすく伝える「解説者になること」です。
研究者が得た最新の研究成果や理論を専門家が現場で活かすことができたら、この分野全体を前進させるような化学反応が起こるのではないかとワクワクします。是非、皆様にも同じ想いを抱いていただければ嬉しい限りです。
そんな想いをのせて私の夢、munelaboはスタートします。
宗方比佐子キャリア心理学ラボ munelabo
宗方比佐子